2019.7.15 オフ貝(3日目)

2019年オフ貝3回目です。

 

 

最終日で東京駅着の時間に縛りがあるため、あまり採集に時間をかけることはできません。従って、1日おいて休ませたオゴクダに全てをかけます。前日にそこそこいい波が入っていたようなので、期待大です。
蜘蛛の巣と格闘しながらぬかるんだ獣道を降りると、見た目はあまり変わらない様子のオゴクダ。でも細かい貝は遷移しているかもしれません。

さっそくジュズダマダカラが多く出るポイントに行き掃貝開始。前日までと打って変わって細かい貝モードなので捗ります。大好物のオキニシ科の小さ目のを中心に、イモガイ科も好調。1ヶ所をずっと掘ってないで広い範囲を掃貝していたらまた違う結果だったかもしれませんね。

そいうえば採集中めんどくさくてさっぱり写真を撮ってないという・・・この3日間ずっとですね。

肝心のジュズダマですが、一番出るポイントは不発だったので、潮が引いて現れた部分をざっと見てまわることに。これがそこそこ当たりを引きました。

オゴクダの収穫です。

タカラガイ:カバフダカラ破片×2、スソムラサキダカラ、カノコダカラ、ウミナシジダカラ破片、イボダカラ、ヤナギシボリダカラFD、アヤメダカラ×2、アリソンエダカラ、サバダカラ、チャイロキヌタ、クロダカラ準FD、ナシジダカラ、カミスジダカラ、ツマベニメダカラ、ツマムラサキメダカラ
アリソンエダカラ、最小更新。20.6mm
ツマベニメダカラ、最大更新。12.2mm

クロダカラ

ヤナギシボリダカラのFDも良きですが、クロダカラが今までで最高のクオリティ。FDとまではいかない感じなのが何とも惜しいです。アヤメダカラは、色は濃いものの今にも一皮剥けてしまいそうな感じですが・・・うむむ。

タカラガイ以外(中〜小型):イトマキボラ? ヒメイトマキボラ、オキニシ コブオキニシ、オハグロオキニシ、クチムラサキオキニシ×2、ナガサラサミナシ、ハイイロミナシ、オゴクダイモ、シロアンボイナ ムラサキアンボイナ×4、ナツメイモ、ガクフイモ
今まで好きといえど難しくてオキニシ科の同定が適当だったりしましたが、ちょっと真面目にやってみましょうか。あとはナツメイモがオンボロですが初見です。
2019.8.23追記: 間違いだらけ・・・コブオキニシを間違えたのはなんか悔しいです。ナツメイモとしてたのはムラサキアンボイナでしたん。あとガクフイモが存在を抹消されてました。

タカラガイ以外(微小):ヤサガタムカシタモト、アカイガレイシ? ミカンレイシ×2、ツノイロチョウチンフデ、マルフトコロ×2、不明 マギレキナフレイシダマシ、セロガタケボリ、コダマウサギ サクラコダマウサギ(白いタイプ)
2019.8.23追記: いやーほんとタカラガイ以外からっきしですね。でもウミウサギ科が増えて嬉しかったり。

斑点の残ったセロガタケボリがうれしいです。城ヶ島でウサギ拾いの修行をしたのがきちんと結果に反映されてますね〜。オゴクダでもウサギが見えるようになりました。

ある程度満足したところで、僕とAsaさんの他にもう1人来ていた人に挨拶。収穫を見せてもらったところ、僕が見つけられなかったジュズダマダカラをしっかり拾われていました。しかも直後にもう1個!どうもコツがあるようで、こっそり教えてもらいました。次来た時に実践するのが楽しみです。

最後のオゴクダもタイムアップとなったので、宿に戻って朝食を済ませて帰りの準備。シャワーを浴びてぐだぐだしていたら、Asaさんがあさきちさんからのおすそ分けを持ってきてくれました。なんとまあ・・・僕ら生体坊主組にはありがたい話です。大事にさせていただきます。

2人で山分けした中にクチグロキヌタが入っているのを忘れていて処理が遅れた結果、背面の光沢がやや失われるという。ハツユキ、オミナエシ、ナツメモドキは無事なところを見るに、やはりクチグロの滑層は非常に弱いようです。せめて大事にしましょうorz

最後になりましたが、皆様今年もありがとうございました。来年またお会いしましょう。

では〜

2019.8.23追記
kudamakiさんにたくさん修正していただきました。ありあとうございます!

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