直前に台風が南紀の西側をかすめていったので期待して遠征を決めました。
7月のオフ貝に続き、今回も車利用。前回と違うのは、後ろの日程の制限が厳しいこと。朝10時までに横須賀まで帰還とかなかなかキツい・・・!行きも出発が遅れて睡眠時間に不安の残る行程となりました。
まあでも、どちらかといえば土日を外した結果、良品が既に拾われてるのではないかという懸念がでかかったです。特に大物は。南紀は貝拾いヤー多いですからね・・・。
心配をよそに車は高速をひた走り、目的地に到着。手始めにINMR崎です。やはりと言うべきなのか、新鮮な打ち上げは台風後の割に少なめ。大物もタルのガスくらいしか見かけません。もうタルは新鮮なものしか拾わなくなったので、これでは、ね。
狙いはハチジョウと、タイトルにもある通りホシダカラ。こっちではまだ拾えていない成貝、それも台風後の新鮮なのが欲しいなぁと。
無いものをねだってもしかたないので、あるものを厳選。ヤクシマその他のサイズ記録更新を狙ってひたすらわらしべ長者です。結果はこちら。
キイロダカラは大きく更新ですね。まだまだ上には上がいますが、相当大きいです。タカラガイ以外では、ここではちょっと珍しいんじゃないかという感じのシロマダライモと初物のスソムラサキイモが嬉しいです。特に後者は、この手の模様の大破したやつを見てスルーばかりしてきたので。やはり新しいものが上がっていますね。
お次はTの崎。大型タカラガイは最も実績のある場所です。しっかし、貝溜まりは去年の台風の時と違ってなしのつぶてorz 台風というよりは最新の薄い貝ラインがちょろちょろといった感じです。
時間もないので微小貝は厳しい。無さそうなのに大物狙いです。浜を上から下までローラーして、それでも大物がなくて体力的にも精神的にも限界が近くなってきたあたりでようやく引き当てることができました。
こんだけ拾いまくればサイズ更新ラッシュにもなりますね。タカラガイ以外についても、通常破損シリーズのハイイロミナシの綺麗め個体をgetです。華やかさや新鮮さには欠けるものの、まずまずの収穫といったところ。
よく見ると、側面滑層の発達・張り出しが強く、イボ状のふくらみも幾つかあります。これってもしや、ハワイクチムラサキダカラなのでは・・・。確定するには至らないんですが。図鑑には側面と背面の境界が紫色にならないとあるけどこれはスレてるやつだと確認できない特徴だし。大きさは概してハワイクチムラサキの方が大きいらしいけど、いやいや正直クチムラサキの大きいのとハワイクチムラサキの小さめのとどうやって区別するんだって感じですが。統計的にはどうなんだろう。
最後にオゴクダへ。
アヤメダカラのうち1個はFDですが、若干若い個体なのか腹面の色が薄め。惜しいな。あともう一歩です。ナシジダカラは新鮮なものがたくさん出土しました。文句なしのFDとまでいけるかは微妙なとこですが、これはこれで。その他、アラレイモは濃色の殻皮付き新鮮個体。変なのシリーズは、今回は薄い形状のものが見られました。ますます正体不明です。
にしても、やたらと拾えたコモンダカラ。浜では綺麗に見えたんですよ・・・見事に騙されました。
今回は全体的に新鮮さに欠けて期待はずれではありましたが、そういう時もありますよね。気長に通っていきましょう。
この南紀行きの直後、ぽけもんごイベントを挟んで渡嘉敷島へ行っています。更新をお楽しみに〜