2018.7.7 厚木の公園でタマゴタケ狩り

どうしてもタマゴタケを食べてみたくて、茸本さんのブログを漁って産地を推定して行ってきました。

 

 

ぼっちでもいいけどついてきてくれる優しい方を募集してみたら、焼津の野食会からお世話になっているぺろっぷさんが来てくれることになりました。

ぺろっぷさんを拾って一路厚木へ。二人ともきのこは初心者なので何もかもが手探りでしたが、これはこれで楽しいものですね。

本命のポイントの前に、道沿いにあるもう一つのポイントで様子見。ここはヤブ蚊が凄まじかったです。装備ガバガバな僕は手の甲を刺されまくり。本当に露出を減らすのは大事ですね。発生状況はこんな感じ。

青変するイグチ

イグチ類。青変性あり。鮮やかですね。

 

ツチカブリ?

ツチカブリだかなんだか。乳液は辛いです。味だけ確認してうがい。

 

オチバタケ類

オチバタケ類もたくさん。フォトジェニックです。

 

ヤブ蚊の猛攻に若干しょげてきたものの、坊主は避けたいところ。

水先案内猫

猫に誘われるように奥へ。

 

タマゴタケ残骸

そしてついに。残骸ですが出始めてました!

 

タマゴタケ幼菌

卵の卵も。もう一息!

 

タマゴタケ

きたー!!!立派なタマゴタケです!!!少しだけ虫に食われていましたが、大事にお持ち帰り。

 

様子見を終えて、本命の公園に移動。足裏の殺菌はあまり意味をなさなかったので、極力露出を減らして第二陣へ。手始めに公園外周の林を覗いてみるも、きのこ自体が少ない様子。歩みを進めていくと、結構ハードな散策コースがあったので行ってみることに。さすがにそろそろあいつに出くわすかなーと内心怯えながら階段を上り始め、ふと振り返ると。

でっかいタマゴタケ

でっかいのきたー!!!

 

20cm以上ある

20cmは軽く超えてますね。

 

タマゴタケ
タマゴタケ
ぺろっぷさんもすぐそばででかいのを発見。ど根性タイプ。近くには卵も。

 

俄然やる気が出て、二人して階段をずんずん登っていきます。ここから先は散発的にフィーバー。

タマゴタケ
タマゴタケ
タマゴタケ
タマゴタケ
ぺろっぷさんは幼菌を発見するのに長けていましたねぇ。そういうところ、個性が出て面白いです。

 

シロタマゴテングタケ?
シロタマゴテングタケ?
タマゴタケ以外で面白かったのはこいつ。シロタマゴテングタケかな?ドクツルタケは見当たらず。残念。

 

今日の収穫

収穫です。数はそんなに多くないですが、でかいので十分。

 

しかし、収穫するだけでは当然終わらず。歩いている時に右の踝にチクリと感じて確認すると。ついにヤツの洗礼です。ヤマビル。がっつり毒液を注入される前だったので、多少血が滲みつつも問題なし。
2度目は頭上からの奇襲で、首に巻いたタオルから顔に移行しようとした瞬間に気がついてハサミギロチン。勘弁してよもう・・・。タオル巻いといて本当に良かった。

僕は幸いにしてこの2回だけでしたが、ぺろっぷさんはもっと防備を固めていたにもかかわらず足元を結構やられていました。靴から出るわ出るわ。装備は見直し必須ですね。

ヤマビルデビューも済ませ、満足して解散・・・はせずに海辺に行くことに。一路三浦半島へ。オオヘビガイやカサガイ類を食べたりーの磯遊び。ゲットした磯つぶはちゃんと美味しかったそうですよ。
僕は現地ではあまり磯つぶを採取しませんでしたが、カンゾウ類、オニノゲシ、ツワブキなど、可食の野草について教えていただきました。野草はちょっと苦手ですが、ぼちぼち始めてみようかな。

この日はkikiさんがキムスメダカラの良品を拾っていたのでめっちゃ期待していましたが、貝拾いの方は適当だったので収穫なし。まあ翌日行くことにしてたし、多少はね?

ぺろっぷさんを送って帰宅。実家でステーキをするというので、タマゴタケ引っさげて帰省。肉を焼いたフライパンでバターソテーにしました。

タマゴタケのバターソテー

旨い(小並感)

溢れる旨味。きのこの帝王の名にふさわしいお味です。毎年この時期が楽しみになるタマゴタケデビュー戦でした。

目標はホームで産地を開拓すること。見つかるかな?今のところさっぱりで・・・orz
あと、きのこ狩りの装備を充実させましょう。待ってろワークマン。

次の記事は翌日の貝拾いです。
では〜

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