年末年始の挨拶と2018年のベスト5

年末年始ということでご挨拶など。

 

 

2018年も終わっちゃいましたね。早い。

明けましておめでとうございます。
毎度大した収穫でもなし、始めた当初より記録用と割り切っていたため文才は欠片もないですが、それでも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます。精進は特にするわけでもなく、相変わらず採集記書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

2019年の抱負というか目標は、そうですね・・・なんてもったいぶるようなことでもないですね。現在、館山で実績があって自己採集できていないのはキムスメダカラ(破片のみ)、ゴマフダカラ、ジュズダマダカラ、ハチジョウダカラ、ヒナメダカラ、ヒメハラダカラ、ヒメホシダカラ、ホシダカラ、マメシボリダカラ、ルリグチダカラの10種類。どれか一つでもいいので、拾うこと。引き続き通っていきたいと思っております。

それでは、2018年の収穫からベスト5を紹介します。
他の方はベスト10くらいまでやってたりもしますが、そこまでやろうとすると選ぶの大変だし、多分そんなに良いの拾えてないので・・・。

2018年のベスト5・タカラガイ編
第5位
7/15 串本産、オフ貝のカモンダカラ、メダカラ、ヤクシマダカラ、FDヤナギシボリダカラ、FDサメダカラ
12/24 三浦産、夜磯で採取したオミナエシダカラ

 

やはり生体を採取できた時の感動は何ものにも代え難いものがあります。実はヤクシマは春頃に生体を捕まえていますが、落として傷物にしてしまったのでorz

オミナエシダカラは駆け込みです。今までなんでだか見つけられていなかった普通種の生体ですが、ようやく出会うことができました。

第4位
8/18 館山産クロハラダカラ模様残り

 

クロハラダカラ

深場に産するとされ、打ち上げでは良品を得がたいクロハラダカラがランクイン。FDではないですが、ここまで模様が残ったものはそうそう拾えるものではありません。O先生とAsaさんに向かって全力で走って行って見せたのはいい思ひ出。

第3位: ご当地レア
12/1 館山産イボダカラFD
12/16 館山産スソヨツメダカラ 

お気付きの方もいるかと思いますが、館山はタカラガイの北限に近く、ただでさえレアな種がますます入手困難なことが多いです。そんなわけで、館山産(三浦産も)で良品、少産種だとその時点でベスト5入りしやすくなりますw

 

スソヨツメダカラ、イボダカラ

イボダカラも館山ではそう多くなく、FDとなると非常に稀です。ホリホリ会で磯さんの落ち穂拾いから得た一品。
スソヨツメダカラは文句なしですね。真っ白に擦れてるとか、破片とか、そんな甘ちゃんでなく、光沢以外の保存状態はほぼ完璧です。Asaさんが行く予定で来れなかった日に拾ったので、ちょっと申し訳ないような気もし・・・・・まーせんwwwww まあこればかりは運の差ですししょうがない。ぼきもルリグチほちぃ・・・。

第2位
12/30 渡嘉敷島産スソヨツメダカラFD
12/31 阿嘉島産スソムラサキダカラFD
12/31 座間味島産リュウキュウダカラFD

 

スソムラサキダカラ、スソヨツメダカラ、リュウキュウダカラ

まだ記事にはしていませんが、この年末の遠征の結果がものすごくて、ガッツリ圏外からランクインしてきました。どれも待ち焦がれていたFDです。特にスソヨツメは完璧な状態。
にしても、リュウキュウダカラってこんなに色薄いんですね・・・いや、色あせてるのか?

第1位
4/8 館山産ハモンドダカラ
12/30 渡嘉敷島産ジュズダマダカラ、フイリチドリダカラ

 

ハモンドダカラ、フイリチドリダカラ、ジュズダマダカラ

 

ハモンドダカラ
ハモンドダカラ

超稀産種とされているハモンドダカラですが、案外ちらほらと拾われているようです。報告が上がっていないだけで、実はもっと多いのではないかと思っており、沖縄を含め3個拾ってから自分の中でのレアリティはやや下がり気味です。とはいえ、初めて拾った感動はひとしおでした。
Asaさんが模様残りを拾ってるので、いつかは良品を拾えるんじゃないかと思ってます。ヒナメダカラやゴマフダカラを探すついでにこいつも引き続き狙っていきたいところです。

 

フイリチドリダカラ
ジュズダマダカラ

また、年末の渡嘉敷島遠征でフイリチドリダカラとジュズダマダカラを初拾いしたので、今年の初拾い勢がスソヨツメを押しのけて1位となりました。生体もご当地レアも勿論嬉しいですが、初めて拾った感動はいつまでも忘れずにいたいですね!

2018年のベスト5・タカラガイ以外
うん。この構成なら僕みたいなしょぼい収穫でも無理なく選出できていいですね。

第5位
8/31 渡嘉敷島産バラフシラタマ

 

バラフシラタマ

いつか欲しいなと思っていたシラタマのちょいレア、白ではなく淡いピンク色の種類です。サイズ感とか全然分からないで漠然と探していましたが、奥に置いたよく見るシラタマよりも明らかに小さいですね。コシラタマなんかの小さい種類と同じかさらに小さいかも。こりゃ見つけるの大変です。シラタマの瓶詰めもそのうちやるつもりではあるものの、沖縄で掃いて捨てるほど拾える通常シラタマを前に若干やる気が削がれていたとこでした。こいつはほとんど拾えませんが、小さい瓶に詰める前提ならやりがいがありそうです。

第4位
3/27 館山産ベニシボリ

 

ベニシボリ
ベニシボリ

こちらも密かに狙っていたもの。ただ、普段はタカラガイがターゲットなので、必然的に外道扱いに。いつもそうですが、真の良品は外道にあり、ですね。
いつかオオベニシボリとコンシボリも拾ってみたいです・・・後者はさすがに厳しいか?

第3位
5/20 館山産ツグチガイ
12/30 渡嘉敷島産ムギツブダカラ

 

ツグチガイ、ムギツブダカラ

ウミウサギ系がランクインです。どうも僕はこの仲間を探すのが苦手で、ツグチガイもこの1個きり。ムギツブダカラは年末に渡嘉敷島で見つけました。
サイズの関係上、ゴマフダカラなんかと一緒でシラタマの上がるラインに混じるようなので、このラインを見極めるのが苦手ということなのかなぁと分析してみたり。思えば館山ではシラタマを1、2個見つけることはあっても、シラタマ祭りになったことはないような・・・。まあウミウサギはいつも行く浜よりも別のとこの方が上がりやすいようですし、その辺も合わせて拾いづらくなる条件が揃ってしまっているのかな。

第2位
8/31 渡嘉敷島産ホソタガヤサンミナシ

 

ホソタガヤサンミナシ
ホソタガヤサンミナシ

観光客はほぼ来ないような奥まった浜で日焼けに耐えながら延々と這いつくばって探した成果の一つです。この手の細長いイモガイって大抵盛大に破損していて残念な気分になるんですよね。殻口に若干の欠けがありますが、繊細な螺条が綺麗に残っており、非常に良い状態です。

第1位
12/29 沖縄本島産ジュセイラ

三大○○という表現はよくありますが、もちろん貝にも日本三美螺というものがあります。フジツガイ科のショウジョウラ、ジュセイラ、バンザイラです。見かける頻度も書いた順番くらいか。というかバンザイラは未だに欠片すら見たことない上にジュセイラやホソジュセイラあたりの似てるのとの区別ができていませんが。
ショウジョウラは2016年8月にナカヌハマで拾っており、欠片も割とよく見かける印象です。ジュセイラはたまに欠片を見つけては悲しみに暮れていましたが、ここに来ていきなり超新鮮なのを拾うことができて狂喜しました。これもまだ記事にはしてませんが、やっぱA&W浜すげえ。

 

ジュセイラ
ジュセイラ

色も濃く極上の逸品です。殻口周辺に殻皮さえ残っているような。惜しくも螺塔先端が若干欠けています。水管ももっと長くなるのでしょうか?

以上。年末年始のご挨拶と2018年のベスト5紹介でした。
次は年末の渡嘉敷島遠征記事です。お楽しみに〜

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