イザリは毎年やっておきたいなというのと、ちょっと気の滅入るイベントが発生したので、気分転換に沖縄に行ってきました。
1/30
今回は航空券も宿もレンタカーも珍しく自前で手配したのですが、久しぶりだったのと急いでたのとでミス連発。飛行機を行き帰り逆に予約するわレンタカーの配車日程がずれてて動けないわで散々でした。各方面に迷惑をかけつつなんとか軌道修正・・・到着しても那覇から動けなくなったので宿は変更。イザリも1日後ろ倒しです。まあゆっくり眠れるしいいか。
翌朝、レンタカーを改めて確保しA&W浜へ。出発時間も遅いので大した収穫は期待してませんでしたが、そこはやはりA&W浜。堅調でした。
全体として滞在時間をあまり長く取れないので、自然と大きめの貝が中心の成果となりました。
クリイロリスガイは初物です。拾ってる時は見慣れないけど地味だな程度のアレでした。好みの度合いで言えばそこまででもないですが、結構レアっぽいです。
また、トサパイプヨウラクは当初はイチョウガイのボロかと思っていましたが、殻口形状ややたら長い水管に違和感を感じていました。先日近海産貝類図鑑を購入したので確認したところ、色調や棘の出かたが一致!打ち上げ採集記録も検索で一切ヒットせず相当のレアもののようです。 やっぱイチョウガイですよこれw
その他にもカンムリオトメフデ、ナガレシボリダマなど、他のブログでちらほら見かけていて自分じゃ拾えていなかった貝がいくつか出てくれました。A&Wの実力たるや・・・!
流れに乗って近未来的ビーチに。こちらは大物はほぼ無く、必然的に細かめの貝に目がいきました。
この記事を書くにあたってこのナツメモドキが見つからず焦って探し回った後で、けーすけのオカヤドカリハウスの装飾に放出したのを思い出しましたん。
スソヨツメダカラ、最小更新。19.3mm
ゴマフダカラはかなり状態の良い個体を拾えたので入れ替えですね。クロダカラの幼貝は三浦で折角拾ったのを風に吹き飛ばされて以来縁がないのでこんなのでもお持ち帰りです・・・。
チョウセンフデもほんとに縁のない貝ですね・・・まともなのを全然拾えませんorz
ウミウサギ類はいつも通りkikiさんに聞いて、角張った子がハナヤカケボリと判明。ムラクモコダマウサギも地味に綺麗なのが集まりつつあります。イモガイ科は・・・何でしょうね。あと不明の幼貝は若干ピンクがかってますが・・・ほんと分かんないですorz
次はSKTです。北部もガンガン攻めたいところですが、今夜のイザリに向けて仮眠する必要があったのと宿が那覇なため、あまり遠くまでは行けません。
ここは大物は多いものの新鮮な貝はあまり多くない印象なのですが、今日はそこそこ新鮮な打ち上げが見られました。
珍しいくらいの絶好調ぶりです。時間が押していなかったらもっとじっくり探索したかった泣
後ろ髪引かれながらホテルに早めに戻ったのに仮眠が取れたのかといえば否で^^; 久しぶりの沖縄で興奮し過ぎですねw こんなことなら一杯やりたかった・・・なんつって。車だから酒は飲めないですし、飲食店はほとんどやってませんでしたorz
さあこの遠征のメインイベント、イザリです。けーすけやふくさんとイザリやヤンバル歩きを計画していたのですが・・・今回は残念ながらぼっち。いつかみんなでやりたいです。
ハナマル岬に降り立ち、一直線に目的地を目指します。
そしてこのイザリのハイライト。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
もっと長居したいくらいでしたが、既に凱旋気分なのでさっさと戻ってきてしまいました。だもんで生き物観察の方が多いくらい。貝溜まりチェックはそこそこのサバダカラとホシキヌタ幼貝FDが当たったくらいで、ヤドカリチェックも不発でした。
ハナイモはいつまで経っても碌なのが拾えませんorz
1/31
翌日は帰りの飛行機が若干早めだったのもあって軽めのメニュー。とはいえ北部まで行って蜻蛉返りして新ポイントの下見とかしてるんですが。まずはJポイントです。毎度そこそこ良いのが上がってますが、今回は
今回はリュウキュウダカラの良いのはありませんでしたorz
ハギノツユってジグザグ模様の間こんなに繋がるもんでしたっけ。あとここはエリーゼイモほんとに多いですね。
次はSDKに行きました。今回は干出した磯を探すようなことができなかったので期待値低め。ここに限らず東海岸って評判の割に微妙なとこが多い気がします。
SDK方面に来た最大の目的は、どちらかといえば以前訪問してめちゃくちゃ美味くて再訪したかったソーキそばなのでした・・・が、大変残念なことにそのお店は閉業してしまっていましたorz
仕方ないので別のお店でフーチャンプルーを試したのですが、めっちゃうまくねぇすかこれ。今まで食べてなかったのが損だと感じるレベルです。写真忘れ〜orz 自分でも作ってみよう。
この日最後はホネガイなんかが出るS浜の下見の予定でしたが、K浜と勘違いしてあえなく撃沈。まあここはここでミノムシガイ類が熱いらしいんですが、全く見かけなかったので場所が悪い可能性が高いです。
S浜はというと、公園に車を停めてそこから出撃するのがよさそう。干潟が間出しているときに狙って来てみたいです。ということは大潮の日中行動日を複数確保してハナマル岬と佐敷の両刀といったところでしょうか。
ここでタイムアップ。余裕をもって空港に戻り帰着したのでした。すり潰されたメンタルも回復して良い羽休めになりました。楽しかった!