ムラサキヤマドリタケ

普段とは趣向が全く異なる記事。きのこ。もっとニッチですね。

 

 

9月2日。通勤途中、ふと視界の端に紫色のものが。見ると、そこにはムラサキヤマドリタケが。所謂ポルチーニの仲間です。

ムラサキヤマドリタケ

柄の網目模様、鮮やかな紫色。間違いない。
あ、きのこは完全に同定できるものだけ美味しく食べます。疑わしきは罰します。当たり前ですね。その代わり、同定できるものは利用しない手はない、と。

派手なのは毒というイメージ、ありますね。でもそんなこと言ったら、リンゴはなぜ毒でないと言い切れるのか?知識として食べられることを知っているからですね。食べられると分かっていて確実に見分けられれば、それは優秀な食材ですよ。派手なきのこが毒である必要性も特に感じないし。むしろ派手だと見分けやすくて非常によろしいじゃないですか。

退勤後、収穫して虫出し(しっかりした肉質で比較的新しい個体だったから、入ってないかもだけど)。温めた塩水に漬けてるだけなんだけど、既に美味しそうな香り。ただ、よっぽど臭い種類でなければこの香りはどんなきのこでもするのかなぁ、とも思う。どうなんでしょ。香りは野生のシイタケと同じ感じでした。

味を見たかったのと、洋風料理に合うであろうことから、オムレツに決定。イグチの仲間は傘裏が襞ではなくスポンジ状の菅口になってます。口当たりが悪いことが多いので除去。傘と柄を適当にスライスし、とき卵と混ぜてフライパンに投入。

ムラサキヤマドリタケのオムレツ

完成。思ったより香りが弱くなっちゃったな。虫出しのせいかな・・・気にならないならやらなくてもいいのかも。味はとても上品な感じ。しっかりしたきのこの味。かすかにほろ苦くてアクセント。

今度見つけたらパスタにするぞー。

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