ビーチコーミング初めはなんと(?)沖縄に行っちゃいました。
新婚旅行ではお目当てのパラセーリングや吹きガラスができなかったもんね。やり残しがあると再訪の良い口実になりますねぇ(ゲス顔)
それにしても、沖縄本島で真面目に観光するのは初めてかもしれません。なんせ社員旅行の自由時間すら貝拾いに費やしましたから。じゃあ今回貝拾いはいつやったのかって?そりゃもちろん普通なら寝てる時間帯に・・・。
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昼には那覇に到着してレンタカーを確保。いつも車種はあまり気にせず軽かコンパクトカーならいいかって感じだったんですが、いざ乗ってみると人生で2回目か3回目くらいのハイブリッド車。串本遠征で少なくとも1回使ったことがあったはずですが、そのとき乗ったのは確かプリウスで操作感がガソリン車と全然変わらなかったのです。でもnoteはまるで違いますね。最初はギアの切り替えからしてできずに発車遅れ。加減速をほぼアクセル操作のみで行うのに慣れるまでは急減速が続いてしまい(アクセル離すと結構減速が大きく、惰性で走るということができない)、クリープがほぼ無い(ように感じた)ので駐車や車間の細かい微調整のときにとても気を使いました。そのせいで運転を奥さんに任せられず、後々響いてくることに。
国際通りでサータアンダギーやパイナップルを買い食いし、海想さんもチェック。今回は何も買いませんでしたが、今度行く時はサメの歯のアクセサリーでも買おうかなと思っています。次はいつになるかな・・・。
ホテルはゆがふいん。楽天トラベルに載っている写真とちょっとギャップあるな〜という感じ。別に内装が汚いとかそういうんじゃ無いんですが・・・。
コロナ禍になってからは居酒屋は敬遠していましたが、ひっさしぶりに飲み食いしてみました。ホテル裏手のゆきのさん。個人的にはやっぱり沖縄料理はホテルで食べるっちゅうよりは飲み屋で食べるのが好きです。基本的におつまみっぽいレパートリーだし、居酒屋だと一品あたりの量が少なめだから調節しやすいし。
それにしてもすごい豊富なメニューだった・・・何度通えば制覇できるのでしょうかw そういえばジーマミー豆腐も地味に初めてでしたがめちゃくちゃ美味しかったです。奥さんは人参のしりしりがいたく気に入ってお家に帰ったら作ってくれることになりました。今ではうちのおかずのローテーションの仲間入りです。
散々飲み食いしてさっさとオフトゥンイン。翌朝早いのでしっかり睡眠をとる・・・つもりだったのですが、壁薄いのか結構フロントのbgmや上階の足音やらが聞こえて眠りづらかったです。普段根城にしていたルートインの優秀さを感じたのでした。ホテル選び、難しい。
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さあ僕にとってのメインディッシュ。朝4時にはA&W浜に到着して掃貝を開始です。
ウサギ祭りだと思ったでしょ?そんなことはなかったんですよね〜・・・意外と混じりものが微妙で。しばらくは細かい貝ラインからは特に収穫が出ず、近未来的ビーチと違って微小貝にばかりかまけているわけにもいかないので悶々とする時間が続きます。たまに復活する満潮ラインが癒しです。
とりあえず現地ではキジビキガイの仲間以上の判別ができませんでした。近海産図鑑にもそれっぽいのは載っておらず困っていると、Asaさんがヤナギシボリキジビキの変異であると教えてくれました。
鳥羽水族館のページにもそれらしきものがしっかり掲載されていました。
ここらで日の出を迎えてようやくヘッドライトがいらなくなってきましたが、誠に遺憾ながらぼっち旅ではないのでタイムリミットのお知らせです。撤収〜〜
収穫の紹介です。近海産図鑑を買ってからすごく真面目に同定を試みているので、間違っていたらぜひご指摘ください。
ジュドウマクラの若い個体では外唇が肥厚せず、殻口内の橙色も弱くてその下地?の紫褐色が出るのですが、このせいでクチグロマクラなど他のマクラガイ科ではないかと一瞬期待してしまいます。ただし若い個体でも必ず縫帯が内唇の途中まで淡橙色に染まるようです。図鑑をきちんと読み込んでいないと分からない特徴ですね。こんなに大きくて綺麗で模様も色もはっきりしているのにマクラガイ科の同定には苦労させられます・・・。
時間も押しているので急いで、頼まれていた朝食を調達してホテルに帰還。少しだけ遅くなりましたが、間に合ってよかったよかった。
今日は朝イチで吹きガラス体験です。吹き方が強すぎて破れるかもなどといらぬ心配をしていて最初は全然膨らみませんでしたw
お次は美ら海水族館へ。水族館だけでなく周辺の庭園や海岸、隣の植物園なんかも楽しめる複合的な観光地なのですが・・・なんか風強くて寒い。まるで地元の木枯らしみたいじゃないですか。ここ沖縄ぞ!!!!!冬の沖縄に"観光"に来るの初めてだから服装完全に間違えたやつ!!!!!
さすがは名の通った水族館なだけあって展示が多く圧巻でしたが、貝類単体の展示はほとんどなかったかな・・・そこだけちょっと残念でした。アンボイナ以外はついでに水槽にいるといった印象です。これだけ多様な貝が産するのに貝の展示は少ないのかー・・・でもそういや鳥羽水族館も生体展示はそう多くはなかったような気がします。あんま動かないのはつまんないですもんね。
ベッドでゴロゴロしていると体力も回復してきたので、古宇利島に足を伸ばしてハートロックの海岸へ。アプローチルートのぬかるみがひどいと奥さんがリサーチしていたので少しびびってましたが、現地に着いてみると真新しい舗装が海岸ぎりぎりまで続いていて一安心。
リア充がいっぱいいる中で一際異彩を放つモデルっぽいイケメンがガチの撮影タイムだったのでちょっと面白くて眺めたりしてました。ちなみにここでの貝拾いにも淡い期待を抱いていましたが、人が多すぎて拾われるのか掃除されているのか、はたまたそれなりに荒い波に全部持ってかれてしまうのか・・・とにかく貝は全くありませんでした。代わりに打ち上げゴミを捨てられるようになっていたので、いくつか転がっていたゴミを捨てておきました。これで海の神様が良い貝をよこしてくれたらいいですねぇ。
風は冷たいけど天気も回復してくれて、やりたいこともできて、やっと沖縄で旅行らしい旅行を味わえた気がしました。やはり時期選びは大事ですね〜。
その2に続く〜