2019.5.12 令和の館山初拾い&ゴンズイチャレンジ

沖縄の収穫を見せびらかしついでに館山の令和初拾いに行きました。

 

 

いつも通り寝坊して8時を過ぎての出発。海荒れてないしいいや。
例によって暴走ファンクラブのパン屋でチョコクロワッサンを買っていきます。ここのチョコクロワッサン、チョコがコンビニのやつみたいにカチカチじゃなくてガナッシュ的な感じで冷めてても柔らかいんですよね。大好きです。
到着は10時過ぎ。到着前にAsaさんの様子をtwitterで確認すると、アジロダカラのFDをタイドプールで確保済みの様子。これはタイドプールはスルーか。
階段下周辺は掃貝済みみたいなので、反対側、MRの広い浜の方から掃貝を開始。まあ予定通りからっきしなわけですが。Asaさんと合流して戻ってきて、今度は細かい貝を多少まじめに見ていたところ、

ヒメルリガイ

ヒメルリガイ!!!
こんなに小さいんですね。シラタマとコンパラか。そりゃ歩きながらじゃ見つかりませんんね。
MRはそれだけ。沖縄での貝拾いが尾を引いていて、ちょっとした収穫程度では満足が得られないので、かなり選り好みしています。

早めの昼食。いつものように秀さんで刺し盛り定食ですが、まさかマダイの刺身が出てくるとは。いやぁ、これで1000円ちょいは破格ですね。他にはイシダイもあって、そこらじゃなかなかお目にかかれないネタを食べることができました。ご馳走様でした。

昼食後はそのままメラーノへ。Asaさんの串本での収穫と、僕の沖縄での収穫を展開して愛でます。テーブルがとんでもないことに・・・いつも考えなしに大量に持ち込んでしまいすみません。ああ写真撮ってねえやorz

ところでねこじゃの会ではタカラガイのサイズを仲間内で競っているのですが、測定結果の取りまとめと資料の更新をしてくださっていたMさんがちとお忙しいということで、代わりに僕が取りまとめをすることになりました。拙いかもですが、素早い更新を目標として頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
また、上記に加えて全国の皆さんがお持ちのコレクションの記録についても掲載できればと思っています。あくまでねこじゃの会内部での競い合いという性格を持つのでそのままの掲載ではなく、参考値としての掲載ですが・・・あさきちさんのとこのちっちゃいものクラブと、しゅりさんのとこのでっかいものクラブがgeocitiesのサービス終了に伴い消滅したので、その一部バックアップといった位置づけです。特にでっかいものクラブに関しては今後復活が濃厚と思われるので、期待したいと思います。
ちっちゃいものクラブ
でっかいものクラブ

下記に僕のBBSを開設しましたので、新規の記録については従来どおり本家様のBBSへ投稿するか、こちらへ投稿いただければと思います。ルールは基本ちっちゃいものクラブとでっかいものクラブに準拠とします。
teresa-shell.bbs.fc2.com

その他、雑談なんかにもご利用いただければと思います。そこまで需要あるかは分かりませんが・・・。

ひとしきり貝談を楽しんだ後、これまたいつも通りHS浦へ。今日もまだ見ぬ館山産のヒメハラダカラとゴマフダカラを探します。
浜に降りて見回すと、以前より海藻の打ち上げが増えた様子。浮遊物ばかり上がっている可能性も無きにしも非ずですが、少なくともある程度の供給はありそうです。
掃貝開始。新兵器の熊手くんはここでもその性能をいかんなく発揮してくれました。やっぱり長時間掃貝しても疲れにくいのは大きなメリットですね。
ただ結果としては坊主。ヒメハラは出てきてくれませんでした。
掃貝中に車検の件で連絡を受けてすっぽかしていたことが発覚して肝を冷やしたりしてていまいち集中力に欠ける掃貝ではありましたが、電話中にキムスメダカラを発見したり。1個拾えばなんとやら。

ゴマフチャレンジの方はといえば・・・どうも今日は微小貝のラインが見極めにくかったです。いつもなら延々と続く貝ラインに座り込んで掃貝するのですが、それができないとなるということはゴマフダカラ探索の効率が大きく落ちることを意味します。唯一にして最大のメリットが無いのであれば、無理にゴマフチャレンジをすることもないなと思ったので、上の方の大き目の貝を掘ってヒメハラダカラを探すことに徹しました。

HS浦の収穫です。

タカラガイ: スソムラサキダカラ、キムスメダカラ、ウミナシジダカラ、アリソンエダカラ、シボリダカラ、カミスジダカラ、オミナエシダカラ亜成貝、アジロダカラ
カミスジダカラ、最大更新。23.6mm
なんとねこじゃの会の記録、並びに日本記録も更新です!
結局ヒメハラダカラは見つからず残念な結果に終わりましたが、またしてもキムスメダカラを拾えたので溜飲を下げることはできました。

タカラガイ以外: ナデシコガイ、スジボラ、ネジガイ×2、シラタマガイ類×5
珍しく殻口までしっかり形成されたスジボラ。古い標本と入れ替えですね。

 

謎オブジェ

浜から戻る時に見つけた謎オブジェ。せっかくだからその辺で見つけた提灯残りのウニ殻を追加しときました。

さて、せっかくAsaさんが一緒なのだからということで、ゴンズイ釣りにも同行頂きました。今まで頑張って練習してましたが、なかなか釣れず・・・というかアタリをアタリと認識する段階にすら至っていないのでした。
今回目を付けていたポイントに行ってみると、既に何人かの釣り人と、目の前で多数の波紋を広げる海面。どうやらサバが回遊してきているようです。そこに来て表面でなく底に落としてゴンズイを狙うの、え?頭おかしい・・・?褒めるなって。

まあいい練習になるだろうということで、Asaさんに教わってサバも狙ってみることに。サバは止まってくれないので、さっきとは別の群れが回遊してくるのを待って適当に表面に仕掛けを浮かせてみました。途中、餌が大きすぎるとの指摘で1/8くらいのサイズに変更。始めたての頃はさらにその倍の大きさの餌でやってたんだから、ゴンズイがかかるわけがねえというか。大きい魚ならかかるかもしれませんが・・・。

何度かの回遊に合わせて仕掛けを投入し、ついに飲み込んだところで合わせることに成功。海面下すぐなので、やり取りが目視出来ていい練習になりました。

サバ

おぜん立てはありましたが、自分の力でアタリに合わせた初の獲物!外道ですがサバをGET!!!!!

この後はサバの回遊がぱったり止んでしまったので、再び本命のゴンズイ狙いに切り替えます。と、Asaさんがヘチにゴンズイ玉を発見!喜び勇んで駆けつけ、玉の真ん中に仕掛けを投入。しかし食ってくれず。何度かゴンズイ玉が現れるたびに試しましたが、結局玉から釣り上げることはかないませんでした。

その後、ヘチにいたメジナを釣ろうと企んでみたり、ふらっと現れたアオリイカを錘の上下で誘ってみたり(意外に食いつきがよかったもののさすがに捕獲はできず)と遊びまくってましたが、そろそろ外道が姿を見せなくなってきたので、完全な落とし込みに移行。仕掛けを沈めてほったらかして海面下を伊勢海老の密猟者がごとく(勿論密漁なんかしませんよ)眺めていると、竿先に反応が。竿先を上げて見ると、明らかに強いアタリ!巻き取ってみると、

ゴンズイ

ゴンズイ玉にいたのよりずっと大きなゴンズイ!!!!!
3回目の釣行、そのたびにいろんな人を長時間拘束して教えてもらいながらやってましたが、登竜門を突破することができました!!!!!

この後はアタリも来なかったし翌日普通に仕事なので切り上げ。Asaさんを最寄りまで送って帰宅です。

ゴンズイ

お家まで搬送されてきたゴンズイ。毒の棘ごと鰭を切り落としてますが、普通に生きてます。元気。














んん?料理の写真がないぞ???これだけ活きのいいゴンズイが手に入ったってのに?????
実は刺身にしようと頑張ってみたはいいものの、さばくのが下手くそすぎて見せられたもんじゃなかったんですよね。まあ美味しかったですよ。

ゴンズイのあらの味噌汁

あらを投入した味噌汁も美味でした。

いやぁ、狙ったものを釣るって楽しいですね。しかも美味しいし。ゴンズイ釣り練習していきましょう。次は沢山釣ってカボチャと一緒に煮るんだ。

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