タカラガイもいいけどウミウサギにもちょっとだけ手を出しつつある今日この頃です。
ちょっと前に城ヶ島で開催されてたウサギ祭りが羨ましかったのと、くろば亭に行ってみたかったので、城ヶ島に決定。久しぶりに三浦でがっつり貝拾いです。
三浦は種子島や石垣島を除けば本格的な貝拾いのデビューをした地。当時は大物しか拾えない拾い方だったので城ヶ島は坊主が多かったのですが、さて今回はどうか。
というわけで、三浦に
朝、島に着くなり浜へ。貝ラインはそこそこといったところ。昔なら貝無いな〜でさっくり見て終わりの雰囲気ですが、今回はウサギ狙いなのでいくらでも探せるといった風情です。
といっても、これまでのてれさのウサギ拾いの成績はイマイチ。一番よく見かける印象のツグチガイでさえ3, 4年やってて1個しか拾えていません。そんなんでコボレバケボリみたいなレア物が拾えるわきゃあないんですが、テンロクケボリあたりはこの前の館山みたいに幾つか拾ってやるぞと意気込み掃貝を開始。
小物が狙いなので、目についたザクロガイをひたすら袋に詰める作戦です。文字どおり掃いて捨てるほどあるので途中でさすがに飽きてきますが、モチベの持続にはぴったりでした。
休日なので観光客も多数。ぎゃあぎゃあ騒ぐお子さん、カップルには目もくれずひたすら掃貝。どこぞのプライベートビーチで夕日を見に来たカップルと鉢合わせした時はさすがに撤収しましたが、ここでは空気読みませーん。
探し始めて1時間半くらいでしょうか。ようやく1個目を発見。穴あきですがキープ。この時までは波打ち際に集まった新鮮な貝ラインを見ていたのですが、結局そこから出てきたのはこの1個のみでした。
お昼は予定通りくろば亭で休憩。電話予約入れとくとスムーズだったかな。まああの行列?で1時間くらいなら回転は早い方でしょうか。中トロ丼うまし。
目の前にカサゴのから揚げが山盛りになってて骨を眼前に吊るされた犬状態でしたが、今回は我慢。。。
城ヶ島名物のぬこ。いつもは近づくこともできないのですが、今回はうまく接近できました。なんでだろう。
掃貝を再開。新しい貝ラインは見尽くしていたし、どちらにせよ満潮を経て流されてしまったようでした。潮位を調べてませんでしたが、ゴリゴリの大潮に微小貝を探しに来るというプレミをやらかすとは。
無いものねだっても始まらないので、古い貝溜まりを掃貝。すると。
2個目!さっきより大きいですね。穴は小さい。
3個目!!!今度は黄色がかるタイプ。色彩変異でしょうか?
続けざまに拾えて俄然やる気が出たものの、その先は続かずに日没。園内の放送を遠くに聞くにつけ、撤収を決めました。結局一日中城ヶ島で這いつくばってたな。
しかし、意外に上の古い貝溜まりにも混じってるんですね。いやまあ意外でもないのか・・・それなら、城ヶ島は古いの含めれば一面貝溜まりだし、場所選びさえしっかりすればもっと拾えるのかも。
実際のところは経験の少なさもあってよくわかりませんが、目は慣れてきましたね。
収穫です。
ザクロガイ多数。遊んじゃいました。
この写真twitterに上げてたんですが、よくよく考えるとザクロガイという種名を知ってる人しかわからないネタなんですよねぇ。普通の人に言わせると、なんか文字作ってるけどなんでザクロ???状態だったとか。そりゃそうだ笑
ザクロガイ拡大。色彩でざっくろ・・・じゃなくてざっくり2種類に分かれる気がしますが、個体差でしょうか。さしあたりどうでもいいですが。
ザクロガイ以外: キリオレ×3、ムカシタモト幼貝、フトコロガイ、不明イモガイ幼貝、シマオトメ、ナシジダカラ×2、カミスジダカラ、メダカラ(成貝×1、幼貝×1)、ツマムラサキメダカラ、テンロクケボリ×3、シラタマガイ類×2
キリオレは珍しい左巻きの貝です。あー、珍しいっていうのは貝界で左巻きが少数派だという意味で、キリオレ自体は珍しくもないですが・・・僕も左利きですし、ちょっと親近感。
ナシジダカラのフリークも良きですが、メダカラは目が横に来てしまった個体。こういうのはなかなかないですよね〜。
イモの名は。普通にベニイモとかでしょうか?
そんな感じで、多少なりともウサギ拾いについて分かりを得た修行でした。
kikiさんは串本でウサギ拾いしてたみたいですが、やっぱオゴクダなんだろうか・・・?あそこ以外でこんな細かいの探すの辛い気がします。
以上。城ヶ島でした〜