2018.12.31 年末の離島貝拾い(その3: 阿嘉島、座間味島)

大晦日も変わらず貝拾い。この日は渡嘉敷島からさらに離島へ渡ってみました。

 

 

前日の記事で書いた通り、滞在を1日残したところで行くべきポイントに行き尽くしてしまった感のある渡嘉敷島。なんせ安全に降りられる浜が少ないもんで・・・。

 

仕方ないので、本来なら前日までに予約しないと乗れない村内連絡船「みつしま」に無理言って乗せてもらいました。良い子はちゃんと前日までに予約しとこうね!

 

さて、個人的には離島をハシゴするのはスケジュールぎっちぎちになって満足に拾えなさそうだなーと思って阿嘉島だけに留めようと思ってたのですが



 Twitterのみなさんの様子

容赦ない煽りにつき両方行くことに。ぽまえら許さん_________

 

渡嘉敷島出発の船は阿波連のビーチ横の港から出るので、道すがらビーチの打ち上げをチェック。時間無いので真面目には見られませんが、そこそこのイボダカラを1個だけキープ。

 

イボダカラ


にしても貝少ない・・・やっぱ綺麗なビーチは基本ダメだなぁ。シラタマ狙いならワンチャンあるだろうか・・・。

 

阿嘉島に到着し、手始めに航空写真で美味しそうだった浜というか砂州というか、とにかくあの辺に行こうとするも、断崖絶壁に阻まれて断念。阿嘉島の滞在は3時間もないので焦りがつのります。行きたかったなー・・・てか他に道通じてるとこあるんだろうか。

 

サラサバテイ

途中なぜか落ちてたでかいサラサバテイをお守りにキープ。

 

来た道を引き返し、N浜へ。

ここも綺麗に掃除されてるのか、一見すると貝は少なめ。よく見るとシラタマが落ちてる…というかシラタマが目立つ…どーゆーこっちゃ。

シラタマは後回しにしてとんどん先へ。こういうだだっ広い浜では、真ん中より端の方で打ち上げが多いように思います。今回もそんな感じで、端に行くほどチドリ系や擦れリュウキュウが目につく頻度が上がってきました。

しかし、盛大な貝溜まりになる前に浜の端に到達。さらに先へは行けそうなものの、結構険しそう。

 

さあどうする。

 

 

行ったる!!!

 

 

急に大きめのサンゴ礫が増えて、ホシダカラの破片も発見。真面目に探せば絶対何かしら出ると思いましたが、いかんせん時間がないのです。ここの探索は次回以降に回すとして、さらに先へ。

 

クチムラサキダカラ
クチムラサキダカラ

裾と殻口だけツヤツヤのクチムラサキダカラ。もう少し早ければorz

 

うず高いサンゴ礫の山を越えると小さな浜に到着。大量というほどでないにしろ、そこそこの打ち上げを前にやる気が出て掃貝開始。チドリ系やリュウキュウを拾っていきます。

 

随所でシラタマ祭りも開催。足止めしてくれますねー。時間無いっつの。さすがに良品だけをピックアップするに留めて進みます。ちなみにこの写真に写ってるゴマフダカラは今までで最高のクオリティでした。

 

浜の入り口からかなり遠くまで来てるので、戻る時間を考えるとそろそろ撤収。名残めっちゃ惜しみながら未練がましく掃貝していると。

 

 

スソムラサキダカラ
スソムラサキダカラ

スソムラサキダカラ模様残り!しかも光沢が…!!!阿嘉島来てよかった…!

 

袋が破けて収穫おじゃんなんて目も当てられないので、リュックに大切に収めて安全を確認し撤収。

 

戻ってきた広い浜の方も、さっきと視点が変わったからか意外に色々拾えました。今度は一段上の打ち上げラインを見たからだろうか。


N浜及び周辺の収穫

タカラガイ: 

 

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ジャノメダカラ、スソムラサキダカラ、クチムラサキダカラ、ヤナギシボリダカラ、メノウチドリダカラ×4、マメシボリダカラ、リュウキュウダカラ×12、コゲチドリダカラ×8、チドリダカラ×3、サバダカラ×2、ニセサバダカラ、ゴマフダカラ×2、ツマムラサキメダカラ×5、ツマベニメダカラ、ヒナメダカラ
ニセサバダカラ、最小更新。11.0mm
メノウチドリダカラ、最大更新。22.3mm
ツマベニメダカラ、最小更新。7.7mm

タカラガイ以外(大型〜中型):

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ウラスジマイノソデ、アンボイナ、スソムラサキイモ、シマイボボラ、イナヅマタイコ
そこまでレアじゃないですが、どれも甲乙つけがたい、かなりいい状態のものを拾えていますね。見栄え良くて非常によろしいです。

タカラガイ以外(小型):

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コシダカサザエ?、不明巻貝、タマガイ科、シラタマ×4
こちらさん達はちょっとにぎやかしで拾った感あって微妙か^^;

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そういえば久しぶりに晴れてくれたので、綺麗に慶良間ブルーを撮れました。よき。

急いで港に戻り、座間味島への乗船券を購入。


許さん______________

スソムラサキをとっくりと眺めながら船を待ちます。しっかし、阿嘉島は良く言えば素朴、悪く言えば何にもないですね。売店見つけられなかったら食料調達危うかったかも。ちょっと阿嘉島に泊まりたみが出てましたが、この辺の、特に年末における条件は伊平屋島並みかそれ以上にきつそうです。

再びみつしまに乗り、座間味島に到着。阿嘉島同様閉まっている店が多いものの、人は多い印象。渡嘉敷島以外で慶良間に拠点構えて動くなら座間味島が良さそうです。行ける浜も多そう。

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無人島渡しとか気になる。ただ通常メニューでこれがあるということは、伊平屋の時みたいに人のほとんど来ない無人島とはいかなそうです。

地図で見た感じ坂道がきつそうだったのでレンタサイクルを調達。もちろん電動。串本デビュー戦の時みたいにケチって並チャリ借りて心臓破りにいったりはしません笑
時も体力も金なり、です。

手始めにH浜へ。ここも(観光的に)有名らしいので掃除が入って打ち上げダメかなーって思ってましたが、そんなことはありませんでした。なんと、浜の北半分は延々と続くサンゴ礫の土手。南側は細かい美味しそうな打ち上げライン。これはいいですね〜。北半分は探索が大変そうですが、掘りがいがありそうです。

この日は時間が惜しかったので、南側から表面掃貝。妙に新鮮なロウソクガイが目立つような。厳選しようといくつかキープ。
また、いつものように新鮮なリュウキュウダカラを狙って拾いまくっていると。

リュウキュウダカラ
リュウキュウダカラ

最初は黄色っぽく擦れた個体かと思いました。よく見ると・・・光沢が!
待ち望んだリュウキュウダカラFD!!!!!
しかし色薄いですね〜。褪色しちゃってるのかな。もっと良いの拾わなければ!

細かい打ち上げラインは本当に美味しそうでいくらでも時間をかけたかったのですが、もっと南側も偵察したかったので適当なとこで切り上げ。階段を上り下りして隣の浜へ。大きめのサンゴ礫がやや増えて・・・うん。とてもいい感じ。

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時間がなくて見きれませんでしたが、強いポテンシャルを感じました。
これもサンゴ礫でできた砂州的な。掘ればいくらでも出てきそうです。

ヒメジュセイラ

ジュセイラ2個目か!?と思うも、よく見ると色彩はより単調な感じ。ヒメジュセイラですね。まあでも好みの部類です。

茂みの中にシャコガイ類に見事なサンゴが付いたものが置いてありました。
綺麗・・・だけど、もしかして御嶽ってやつだったかな?
こういうのは迂闊に手を出せませんね。

H浜及び周辺の収穫です。

タカラガイ:

クチムラサキダカラ、ヒメホシダカラ、スソヨツメダカラ×2、エダカラ、メノウチドリダカラ×4、コゲチドリダカラ、チリメンダカラ、リュウキュウダカラ、ツマムラサキメダカラ
コゲチドリダカラ、最大更新。19.0mm
ヒメホシダカラ、最小更新。27.1mm
エダカラ、最小更新。21.4mm

エダカラはさすがに微妙・・・いや、細くて側斑が細いからいいと思うんですが。
チリメンダカラはかなり若い個体ですね。亜成貝というほどでもないですが、表面はまだよく見る勒には覆われてません。タマゴガイみたいな繊細な螺勒が見えます。写真じゃ分かりませんが。殻口も滑層が広がりきっていません。

ツマムラサキメダカラ

ツマムラサキメダカラ、かなり光沢ある方じゃないですか?
個人的にいまいち光沢の有無がわかりにくい種です。数は上がるんだから、早いとこ文句なしのFDを拾いたいですね。

タカラガイ以外:

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ジュドウマクラ、ロウソクガイ×4(うち生1)、チノイモ(イボカバイモ幼貝)、ベニイタダキイモ?、ナガサラサミナシ、ヒメジュセイラ、クリイロフデ×2、スジグロニシキニナ、ヒトハサンゴヤドリ、サラサバテイ?
イボカバイモは間違いなく幼貝の方が圧倒的に美麗ですね。
ベニイタダキイモは・・・どうでしょう。やけに太くて頭でっかちな気もします。ニセイボシマイモにしては紫がかっていて殻頂が強く紅彩されています。


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ロウソクガイ、生きてるのが1匹混じってました・・・。めんどくさ。
まあでもいい肉抜きの練習台ということで、帰宅後に挑戦。見事、全部綺麗に取り出すことができました。

N浜の掃貝を切り上げて、A浜へ。航空写真で見るとサンゴ礁がいい感じだったので行ってみましたが、予想外の渋い打ち上げ。黒ずんだ古そうなサンゴ礫がちょろちょろと上がってる程度で、貝も少なめでした。うーん、なんでかな…打ち上げの多寡はともかく、古そうなサンゴが上がる理由がよく分からない。沖で白化でもしてるのかな。

 

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ジャノメダカラ、ウラスジマイノソデ、フトスジムカシタモト×2
うーん、これならもっとH浜に時間を割きたかった。新規開拓あるあるですね〜。でも、このウラスジマイノソデ、外唇が赤く染まってて突起もかなり長いお気に入りです。

 

さすがにこれからH浜に戻るだけの余裕は時間的にも体力的にもなかったので、のんびり貝を洗いながら時間を潰し、余裕をもって乗船。渡嘉敷島へ戻ったのでした。

 

手の平クルクル


やー、阿嘉島も座間味島も、とっても良かったです。すんごく良い収穫でした…!また行きたいです。

年末に行くとして、次は渡嘉敷島1泊、座間味島1泊、座間味島から阿嘉島日帰り、プラスαくらいが妥当かな?特に座間味島は時間をかける価値を感じました。

 

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大晦日なので、宿で呑んだくれて年越し。ヤコウガイ食べるの初めてでしたが、サザエより柔らかくて食べやすいですね。内臓も食べてみたかったな。バターソテーにしたら死ぬほどうまそう。

 

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殻はもらっちゃいました。ちゃんと蓋付き。クリーニングせねば。

 

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初詣を渡嘉敷島の神社的なとこで。除夜の鐘を突きます。酸素ボンベじゃねえかwwwwwwwww

 

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初日の出を見て、この遠征は終了。お疲れ様でした。

 

以上。3回に渡りましたが、年末の拾い納め模様でした。大収穫…!