2018.12.1 南房総ホリホリの会

女子会に参加してきました(∂。<)〜☆ ゑ?女子じゃないって???仕方ないなぁ・・・(チョキン)

 

いやーだって参加者がいつの間にか全員女性になってたんだもん・・・しゃーなし。というわけで、茨城でトモちんさん親子、館山駅でkikiさんと磯さんを拾ってポイントへ突撃。

さて、今回は全数検査を狙ってました。去年の1月はこれでキムスメダカラの破片を拾えたし、死ぬ気で全部掻っ攫えば混ざってくれると期待してのことです。

 

先に全体の成果の写真です。奥の袋、左から順に階段下、NMT〜FP下、HS浦。手前はB田です。なんだメダカラとチャイロキヌタしか拾えなかったんかよって感じの見た目ですね。結構重くて大変でした。この山の中に確実に良品が混じってると知ってるならやる気も出ますが、普段はこれが浜にばらけた状態であてもなく拾ってるのだと思うと気が遠くなりますね・・・。
それでは各ポイントの成果を順に。まずは階段下です。この狭い場所に5人もひしめくのは初めてでそもそも成立するのかとちょっと不安でしたが、なんだかんだばらけてみれば各々十分なスペースを確保して採集でき、杞憂に終わったので良かったです。
他の方がレアモノ狙って掘る中、僕はメダカラもチャイロキヌタもお構いなしにバケツにポイポイ。破片も種の判別とサイズの測定ができれば拾います。10分経って早くも飽き始めてきたところで、まさかの本日のハイライトが来てしまうとは・・・。
若干古い小さめのタカラガイを拾いまくっていると、前後端が明らかに紫色に染まる破片が。ツマムラサキメダカラかと思って拾い上げると、腹面に斑点が・・・!

 

ハモンドダカラ前端
ハモンドダカラ後端
ハモンドダカラ腹面

ハモンドダカラ!!!!!
開幕10分でこれですよ。さすがに笑いが止まりませんでしたね。今回のは大破してて残念ではありますが、とっても嬉しい収穫です。

 

運を使い果たしたことを勝手に悟りこのツイイヨである

その後、皆さんばらけて思い思いに採集。僕もハモンドの興奮冷めやらぬままに掃貝を再開です。若干潮が悪く上げ潮なのでじっくり見ることは叶わないまでも、タイドプールをしっかりチェック。残念ながら不発です。なかなかいい思いできませんねー・・・。
そのまま打ち上げ採集に戻り、洗濯板みたいになってる岩と岩の間のとこ、ポケットビーチのミニチュア版みたいなとこをじっくり見て回ります。すると。

 

イボダカラ

アーーーーーーー!!!!!(語彙力)
運使い果たしたんじゃないんかいって感じで一瞬呆けて、その後じわっとこみ上げる嬉しさ。叫びました。隣にいた磯さんが駆けつけてきてもすぐに返事できない始末。取り急ぎ荷物のとこに戻り、落水対策で安置してたあいぽんを手に戻ってきて、恐る恐る掘り出すと。

 

イボダカラ

キターー!!!館山産イボダカラ完品FD!!!!!
実のところ若干光沢が落ちてしまってる感は否めませんが、館山なら文句なしです。
階段下はそんな感じでした。収穫のまとめです。サイズ測定は死ぬほど時間かかるのと、TESSのデータが公開されて惑星探しが再開しているので、サイズ測定結果は後で追記していきます。

  • チャイロキヌタ 成貝×376(最大更新23.4mm)、幼貝×1
  • メダカラ 成貝×226、幼貝×3(うち、厚唇×1、トラヒゲ×1)
  • ナシジダカラ×111
  • オミナエシダカラ×45
  • ツマムラサキメダカラ×6
  • ホシキヌタ 成貝×4、幼貝×1
  • アジロダカラ×3
  • カモンダカラ×3
  • カバホシダカラ×2
  • コモンダカラ×2
  • イボダカラ×1
  • サメダカラ×1
  • シボリダカラ×1
  • ハツユキダカラ×1
  • ハモンドダカラ×1
  • クチムラサキダカラ幼貝×1
  • ハナマルユキ幼貝×1

これ見ると、意外にハナマルユキが少ないんですよね。あまり波当たりが強くないのか?あとチャイロキヌタの方がメダカラより多いのもちょっと気になりました。

続いてNMTへ。すっかり調子悪くなってしまったここですが、なんだかんだ近くでヒメホシが出たりで侮れません。他の方がセオリー通りFP下へ向かう中、僕はこの前上げ潮の時それなりに良品を拾えたことを思い出しながら岬方面へ。
結果・・・見事に目論みは外れ。メダカラばかり上がっており、肝心の岬にはほぼ何もなし。戻るのだるい・・・。
FP下へ戻る道すがらメダカラを拾います。本当にメダカラばっかり。途中でkikiさんに「何か拾えました〜?」って聞かれて「メダカラが拾えました!!!!!111」って元気よく回答するしかないくらい、本当にメダカラばっかりです。ひたすら「もうメダカラ拾いたくねぇ・・・」ってぶつくさ呟きながら歩き、たまーに混じる別のものが僅かな癒しでしたね。クロシオダカラが拾えただけで狂喜する有様。ちなみに一番の癒しちゃんはこの子でした。

 

アジロダカラ

かなり良品のアジロダカラです。良き。
NMT〜FP下の収穫です。

  • メダカラ 成貝×309、幼貝×3(うち、トラヒゲ×2)
  • チャイロキヌタ 成貝×258(うちフリーク×1)
  • ナシジダカラ×62
  • オミナエシダカラ×24(最小更新17.3mm)
  • ハナマルユキ 成貝×7、幼貝×1
  • ホシキヌタ 成貝×6、幼貝×1
  • コモンダカラ×5
  • カモンダカラ×5
  • アジロダカラ×4
  • サメダカラ×3
  • シボリダカラ×3
  • ハツユキダカラ×1
  • サバダカラ×1
  • ツマムラサキメダカラ×1
  • クロダカラ×1
  • クロシオダカラ×1

お腹が空いてきたので、波音日和さんでランチ。女子会なんだからデザート注文するんだったorz
なお、波音日和さんのカフェとしての営業は近々終了してしまうそうです。残念ですが、それまでに楽しまなきゃですね。貸別荘は続くみたいなので、タイミングさえ合えば最高の宿として利用できるかもです。

昼食後、HS浦へ。皆さんヒメハラダカラを探して掘りまくりです。僕はといえば、疲労困憊で全部拾うことができなくなって適当に表面を見るのみ。ということで、収穫はさすがにしょぼいです。こればっかりは仕方ない。まあ、本気でヒメハラ狙うなら朝のやる気あるうちに来なきゃだめという分かりは得ました。

  • メダカラ×52(うちトラヒゲ×1)
  • オミナエシダカラ×33(最大更新37.6mm)
  • チャイロキヌタ×22
  • ナシジダカラ×6
  • サメダカラ×3(最大更新24.9mm)

2019.2.28追記 オミナエシダカラ抜けてた・・・
他の方の収穫も微妙だったので、日が落ちる前に早めに撤収してB田へ転戦することに。しかし、トモちんさんが知り合いの方と遭遇し、その方の家で貝を分けていただけるということに。

 

ドラクエかな?

 

お庭コーミング

まさかのお庭コーミング。30年前の拾い物だそうです。膨大。
過去の打ち上げ状況調査はやってみたかったのですが、既に手元には本日の大量の貝が。それだけでも大変なのに、これ以上抱え込むわけにはいきません。ちょっと悩みましたが、さすがに諦めることに。レアモノを抽出して皆さんにあげる係に徹しました。

お暇をいただいた後、改めてB田へ。奥の方の浜でケボリ狙いだそうです。ツグチの実績が今まで通して1個だけの僕にとっては苦手分野です。ひー。

 

闇夜のケボリ探し
もう真っ暗なので、スマホの明かりを頼りに掃貝。絵面は変質者の集会ですね。
トモちんさんとkikiさんがしっかりケボリを確保する中、ウミウサギ()見つけましたよ!!!!!1111ととりあえず叫んでみました。嘘じゃないもん。シラタマガイ、ウミウサギの(遠い)仲間だもん。

 

ニクイロフデとベニフデ?

ああでも、ニクイロフデ?(写真左)はそこそこ状態が良くてちょっと嬉しかったり。右のは磯さんが拾ってたベニフデ?です。どっちがどっちなんだかよく分かりません。
追記: 左のもベニフデでした。ニクイロフデは殻口が殻高に対し半分未満であるのに対し、ベニフデでは半分以上になるのが特徴です。
B田での収穫です。全体のまとめだと写真の下の方にちらっと写ってるだけで見えにくいので、こっちで再掲。

コモンダカラ亜成貝、アヤメダカラ、ホシキヌタ幼貝、ベニフデ、チグサガイ類、シラタマガイ類、ツノガイ類、コグルマ、クロスジグルマ、クリイロナワメグルマ
類類類、類のオンパレード。やっぱタカラガイ以外はほとんど素人ですね。ちょっとずつ覚えるから問題なし。
全体として、僕ら以外にも別の人が実はイボダカラのFDを拾ってたなど階段下が特に良かったように思いました。その他、磯さんもイボダカラをFP下で確保してましたし(おめでとうございます!!!)、kikiさんのヤナギシボリダカラも見事でした。トモちんさんはケボリがすごかったですね。一度に2個とは。皆さんそれぞれいい収穫が出来てて良かったです。あと、人が一緒だとモチベが長続きしやすいです。またみんなで行きたいですね。





・・・去勢必須です???

以上。ホリホリの会でした〜

2019.2.28 HS浦の収穫にオミナエシダカラを追記