2018.10.7-8 台風一過の沖縄本島

台風24号が通過した直後にも行きたかったんですが、この時は直前過ぎて手続きが間に合わず。次の週に回す形となり地団駄踏んでましたが、たまたま翌週末にも台風25号が沖縄を通過したので、これ幸いと貝拾いをねじ込みました。

 

 

2018.10.7
3連休とあって、料金が高い上に予約も埋まってて、航空券が取れたのは7日午後到着の便。これで最速なので、朝のうちに良いのは拾われちゃってますね。それでも去年は1日遅れであの収穫だったので、期待を胸に車を走らせます。
17時くらいに近未来的ビーチに到着。なかきちさんがちょうど来てたので、一緒に浜をふらつきます。なかきちさんはリュウキュウアオイやウミナシジダカラFDを拾ってました。さすがですね。
あと僕の目の前でいいものを拾う拾う。目の付け所が違うというか。僕ももっと経験積んだら良品が目に入るようになるかな。

暗くなるまでご一緒して、バスの時間になったのでなかきちさんは離脱。僕は一応浜の端まで行ってからホテルへ。

近未来的ビーチの収穫

近未来的ビーチの収穫: タガヤサンミナシ、アカシマミナシ、カバミナシ、ハルシャガイ、フシデサソリ(なかきちさんより譲渡)、アンボイナ、ヒラマキイモ、マクラソデ、ヒモカケセコバイ、ウラスジマイノソデ幼貝?、リュウテンサザエ、ハナワレイシ、サツマビナ、ベニアラレボラ、ハチジョウダカラ幼貝、ヤクシマダカラ幼貝、コモンダカラ、クチムラサキダカラ×2、ゴマフダカラ?×2(要確認)、ナツメモドキ、サバダカラ、コモンダカラ、ヒロクチダカラ×4、メダカラ、カバホシダカラ、カモンダカラFD、ヨツメダカラ、ウキダカラ、サバダカラ、ホシキヌタ、ジャノメダカラ、タルダカラ×2

ホシキヌタ、最大更新。59.9mm
ヨツメダカラ、最小タイ。14.5mm

この遠征を通して言えることですが、やたらアンボイナが目につきました。そのうち完品を拾いたいものです。あわよくば生体に遭遇したい。
そして味見したい←

フシデサソリ

にしても、フシデサソリって上がるんですね。知らなかった。

 

クロチョウガイ?

でかい二枚貝もありました。いりませんが。

 

A&Wで晩御飯を食べて、本命のA&W浜へ。いつものとこに車を停め、セオリー通り手前のとこから見ていきます。A&W浜とは言いますが、あの辺一帯全部拾えますよね。良き。

 

ミカドミナシ

早速ミカドミナシ。臭い。普通の人はリリースですが、僕は飢えてるのでお持ち帰り。

・・・この後良品の写真のオンパレードになりそうな流れでしたが残念。写真撮ってないんだなこれが。ヘッドライト持ってないのでスマホがライト代わり。でもって、写真を撮ろうとするとライトが消えちゃうんですよね。あまりにも効率が悪いしいい写真も撮れないので、諦めました。まあまあの収穫だったかな?でも暗いとやっぱり効率落ちますね。

A&W浜及び周辺の収穫

A&W浜及び周辺の収穫: イボダカラFD、チドリダカラ類亜成貝×3、メノウチドリダカラ、クチムラサキダカラ×2(準FD1、巨大個体1)、アジロダカラ×2(うち亜成貝1)、ヤクシマダカラ、ヨツメダカラ、ツマムラサキメダカラ、マイノソデ、ウラスジマイノソデ幼貝、ツブリボラ?、トウマキ、アンボイナ×2、ヒラマキイモ、メノウイモモドキ、キバフデ、トラフクダマキ、シャジククダマキ、ジュドウマクラ、クリイロヒラシイノミ?

メノウチドリダカラ、最大更新。19.9mm
ヤクシマダカラ、最小更新。31.3mm
クチムラサキダカラ、最大更新。68.7mm
クチムラサキダカラは、この前サイズ更新したばっかだっつーの。まあハワイ疑惑あったから、こっちは確実にクチムラサキかな。側面の滑層が全然発達しないし。このクリイロヒラシイノミ?くん、上下に扁平なんですね。。。他にはセミの抜け殻系(チドリ系幼貝たち)も拾えてまずまず。

イボダカラFD

イボダカラFDはぬめるような光沢。もはやニスを塗るどころかぶっかけましたってレベル。


そして、深夜。へとへとになって歩きながら貝を探す変質者。まさかの声かけ事案発生です。もとい、声かけられ事案。 1回目はカップル。なんでそんなとこにいるんじゃ・・・。2回目はやんちゃしてそうな兄ちゃん。心臓に悪いから暗闇から突然声かけないで・・・。

2018.10.8
翌朝。まだまだ物足りなかったので、もう一度A&W浜へ。浜に到着して真ん中あたりまで来たところで突然の腹痛。さすがに無理ゲーなレベル。なんとか対処しましたが・・・。おかげで無駄に時間を食って採集も短めに。もったいない。

A&W浜の収穫

A&W浜の収穫: ヤクシマダカラ、チドリダカラFD×2、コゲチドリダカラ、サメダカラ、リュウキュウダカラ、イボダカラ、クチベニアラフデ、フデガイ科、トンボガイ、アカイガレイシ(中身あり)、ロクソクガイ、クロザメモドキ、アカシマミナシ(中身あり)

やはり日中の方が探しやすいです。日程が許すなら丸2日採集に充てられるようにしたいですね。今回の中ではチドリダカラの完品FDが嬉しいです。うーんでもフィッシュバイトありかな?

お次は車を飛ばしてJポイントへ。貝溜まりがほぼ無くて焦るも、いつもと反対側の大物ポイントに少ないながら貝溜まりが。アンボイナゴロゴロ。そして大物きました。

ハチジョウダカラ
ハチジョウダカラ
ハチジョウダカラ!裾の方には少しツヤがあります。白く石灰に覆われちゃってるのも含め2個も。

 

Jポイントの収穫

Jポイントの収穫: ハチジョウダカラ×2、タルダカラ、アンボイナ

ハチジョウの大きい方は83.6mm、最大更新。
アンボイナ、本当にあっさり完品拾えました。ここはたくさん打ち上がってたな。やっぱ大物ポイントだ。 

宿事情の厳しいオカヤドさん

写真でしか見たことのなかった宿事情の厳しいオカヤドさん

 

この後なかきちさんおすすめポイントとNKKCポイントに行きましたが残念ながらどちらも不発。まあ前者はタイドプールをちゃんと見たらよかったかも。

 

辺戸岬で休憩

辺戸岬で休憩。遠くに与論島を望む。意外と観光地してるな。前来た時は雨で誰もいなかったからそんな風に思うのか。

 

適当に休んだ後、Aビーチへ。毎度期待しては肩透かしを食らってるここ。今回はどうでしょう。
・・・ぶっちゃけあんまよくなかったです。こんなもんか〜って感じ。上の大物ラインも白玉ラインも丁寧に全部見てこの収穫ならA&W浜にもう一回行きたかったなーって思ってしまいましたが、飛行機の中でよくよく見てみると意外なお宝が混ざってました。

 

Aビーチの収穫

Aビーチの収穫: ヤナギシボリイモ、アジロイモ(中身あり)、フデイモ、アマオブネガイ科、アミメダカラ、ゴマフダカラ×2、チリメンダカラ、ツマムラサキメダカラ×4、ヤナギシボリダカラ×2、ニセサバダカラ、ハナビラダカラ×2(うち亜成貝1)、ハモンドダカラ(!!!)

 

ハモンドダカラ
ハモンドダカラ
前後端紫じゃないけど間違いない

フイリチドリ落ちてないかと細かい打上げを延々と見た結果、ゴマフダカラに混じってまさかのハモンドダカラ。前後端の彩色も褪せてしまっていますが、腹面に斑点が出ることでツマムラ&ツマベニは除外。形状からヒナメも除外。ゴマフなら前後端に2個ずつの茶色いシミ(沖縄産は大体そうなってる)。あとはメダカラくらいですが、殻頂部分に相対的に大きなシミが出るのがハモンドダカラの特徴です。望外の収穫。
ハナビラダカラ、最小更新。12.1mm。 
ヤナギシボリダカラ、最小更新。16.1mm。
ツマムラサキメダカラ、最小更新。8.1mm。

飛行機の時間も迫ってきて最後にどこに行くべきかちょっと迷いましたが、行ったことのなかったS島のA浜に行ってみることに。
しっかしこれが大チョンボ。そりゃまだハイシーズンだから、たとえ台風後でも海水浴客向けに掃除されちゃいますよね。全く何も落ちてなかったわけではないものの、収穫はゼロorz

急遽向かったSKTはS島なんか目じゃないくらい大量にサンゴ礫と貝が上がってました。最初からこっちに行ってればもっとゆっくり見られたのになー。

SKTの収穫

SKTの収穫: フシデサソリ、アラレイモ? メノウイモモドキ

10分じゃこれで精一杯ですが、フシデサソリを自分でゲット。やったね!

2019.1.3 アラレイモ→メノウイモモドキ
メノウイモとメノウイモモドキの違いもわからん・・・アラレイモは全くの別物ですが。 

まあまあ満足。ちょっとはvirolさんの拾い物に近いものを収穫できたかな。ただありゃ絶対タイドプールを見てるから、そういう探し方もするようにしなきゃ。個人的にハナマル岬以外ではSDKなんかいいんじゃないかと思ってます。
にしても、フイリはAビーチじゃなさそう。オフ貝で教えてもらった条件に反する要素があったもんね。となると・・・あそこか。行けばよかったかな?

今度は2泊3日とかで行きたいです。いつになるかなぁ。
そんな感じで。10月の沖縄でした〜

殻口の砂を取り除いたハモンドダカラ

2018.10.19 追記 ハモンドダカラとしている個体の殻口の砂を取り除いた写真です。

 

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