沖縄本島遠征、2日目です。
朝ごはんをホテルで食べて、7時くらいからA&W浜へ。成果については12日の記事にまとめて記載しています。昨日はなんとか天気が保ってくれましたが、今日は雨です。雨と言えども、関東より暖かくて快適ですが。
チドリダカラ、コゲチドリダカラ、メノウチドリダカラの分類について。
12日の記事では一緒くたにチドリダカラ、コゲチドリダカラとしていましたが、改めてよく見ると明らかに特徴の異なるものが混ざっています。ちょっと真面目に調べて分類しました。
・腹面に斑紋が出ない(擦れて無くなるとかではなく)
・背線が出る。コゲチドリダカラより強い。
・螺頂が窪み、茶色〜黒っぽく染まる。これはチドリダカラ特有の特徴。
・背面に顆粒が出るが、擦れるとわかりづらい
・背面に斑紋は出ない(擦れて無くなるとかではなく)
・腹面に斑紋が出るが、出ない個体もいる(出てるのは少なくともチドリダカラではない)
・背線が出る。チドリダカラより弱い。
・螺頂はあまり窪まない。また、当該箇所は染まらない。
・背面に顆粒が出るが、擦れるとわかりづらい
・背面に周囲より濃色の斑紋が出るが、出ない個体もいる(出てるのは少なくともチドリダカラではない)
・腹面に斑紋が出るが、出ない個体もいる(出てるのは少なくともチドリダカラではない)
・背線は、少なくとも図鑑の写真では他2種と比較して非常に目立たない。(無い?)
・螺頂はあまり窪まない。また、当該箇所は染まらない。
・背面に顆粒は出ず、滑らかである
・背面のサイド寄りに茶色い小斑点が散在する。
螺頂が窪んで黒っぽかったらチドリダカラ、背面が明らかに滑らかだったらメノウチドリダカラ、どちらも当てはまらないならコゲチドリダカラ。かな?背面が滑らかになるのは、他にはテツアキチドリダカラもありますが、螺頂が窪んで茶色っぽくなるみたいです。あと、チドリダカラと比べてやや小型とも。まあ拾える確率的に除外してしまってもいいと思います。
さて、今度は北部を目指します。大型の貝が手付かずで転がってるといいな。
石垣島の平久保崎はどえらく風が強くて大変だったので、同じような天気の今日に辺戸岬まで行くことはしません。人間ですから学習します。笑
雨の中、カッパを着て採集開始。チリメンダカラが上がるという触れ込みの場所です。・・・場所合ってるのかな?(←一応合ってたみたいです。特徴がビンゴ)
苦し紛れにアミメダカラなど拾いますが、そもそも打ち上げがとても少ないです。リーフにも出てみたものの、クモヒトデがうじゃうじゃいるだけで、残念ながらタカラガイ生体は確認できず。まあ、ハナマル岬のときよりチキってあまり沖まで行かなかったってのはありますね。
南下して某大きなビーチへ。雰囲気いいですね。学生がキャンプしてました。長〜い海岸に、やや少なめの打ち上げ。端の辺りの貝溜まりは多め。めぼしいものはちょっと少なかったですが、ポテンシャルはひしひしと感じました。やっぱ雨だと効率落ちます。
ここではシュノーケリングしたいです。離岸流とか頭に入れて計画立てないと危ないみたいですが。
岩場を超えた先の浜とかもせっかく大潮なので行ってみたかったですが、天気が芳しくなく、
岩も常時濡れてて危険かなと思い、今回はあきらめ。晴れてるときは再挑戦したいです。
晴れた時に、是非訪れたい北部でした。