南紀拾い納め、2日目です。
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2016.12.30
南紀拾い納め2日目。昨日は10分で匙を投げたオゴクダにリベンジです。
うーん。あんまり昨日と変わらないかな?貝の新鮮さに欠ける気がするんだよな・・・。まあでも夏に比べると量が全然違いますね。
積み上がった貝を掘り返して、気になったものをちょこちょこと。テンロクケボリ?がちょっと嬉しかったです。でも、ツルピカのタカラガイが無い〜!オゴクダでそれは許さないぞぉ!
とか思ってたものの、時間が無くなってきました。他にも回るべきポイントがまだあるので、ここにばかり居座るわけにもいきません。最後に波打ち際全体を掃貝したところ、
粘った甲斐があったー!往時のオゴクダはもっとすごかったのでしょうが、真冬にその片鱗を見られて良かったです。
次にチドリダカラが沢山上がるというB下ポイントへ。でもゴミだらけなのと、どの辺をどう見ればいいのかを失念してしまったので、ぶん投げました。笑 次回以降にでも。
岬2(TSK)
一度宿でシャワーを浴びて、身支度を整えて次のポイントへ。オゴクダ以外では今回一番の期待をかけてました。情報通り大きめの貝が多いです。東岸は、ちょっと古いけど分厚い貝溜まり。掃貝掃貝。
カバホシダカラ、元カノを見つけてうんうんってなってた矢先でした。
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擦れてるけど、ちゃんとサイドスポットの紫と殻口のオレンジが残ってます。うーん、造形が凝っていていいですね。いつかFDを拾いたいです。
本命の西岸へ。お?一面の貝溜まりというよりは三浦のA崎的なアレか。広い岩場の隙間に小さい貝溜まりがちらほらあるやつ。
掃貝ー!一見汚い貝溜まりも確認した結果、ハナビラダカラFD、ヤナギシボリダカラFDを確保。いいねいいね!
と、ここで何だか場違いなやつを発見。
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大きい!黒い!綺麗!三拍子揃ったぞ!!!いやぁ、確かに沖は泥っぽいのかもしれんけど・・・ここ思いっきり岩場なんだけどなぁ。
浮かれてたら、悲劇。海藻の生えた岩で滑って潮溜まりにダイブorz 両足踝下が犠牲になりましたとさ。あーあ・・・洗わないと塩吹くぞこれ。
ぶつくさ言いながら西岸を北上し、ついでにゴミ溜まりをチェックしてたところ。
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白斑無し。裾のモヤモヤした模様あり(写真だとわかりにくいですが・・・)。殻口の刻み明瞭。その数約26。クロハラダカラの特徴だん。もしかして・・・?シルエットは、クロハラにしてはスリムだよなぁ…。
OH下
ここはサンゴ礫が多くて、一目でサンゴ礁モノが狙い目だと判断。チドリ系とか、サバ系が来るかな?
クロダカラ、何の気もなしに拾ってきましたが、薄く石灰を被ってるだけで、模様は今までで一番残ってるんじゃなかろうか。
今日はそんなに新鮮じゃなかったけど荒れた後は南方系の期待大といった印象です。
K公園〜INMR岬
ここはタルダカラの実績があるポイント。サンゴ礫が大きい。歩くだけで大変です。ここもOH下と同じで荒れた後が狙い目でしょうね。
Mの鼻
港のそばに意外なほど打ち上がってました。そんなにレアなのはないですが・・・。沖に磯が見えてるし、つまりはそういうことなのだろうか。
ハナマルユキ、ピッカピカで写真撮ってる自分が写り込むほど。というか生きてた・・・orz いやー分かんないってさすがに。家から海に戻しに行く間に死にそうだし、仕方ないからこのまま星になってもらって肉抜きですね・・・。というか、半日以上もよく耐えたな・・・笑
そのまま漁港に突撃。ガンゼキボラばっかりだったけど、言い換えれば選び放題ってことですね。時間がなかったから、じっくり選んでもいられませんでしたが。
ヤドカリは取り出して、こないだのナガニシと一緒に漂白中。生の方はちょっと取り出し失敗したし、カタベガイと併せてこれから大変そうだなー。
以上、南紀拾い納めでした。思いの外FDを沢山拾えたり、種類が増えたり。目標のタルダカラ、ホシダカラは拾えませんでしたが、まさに大収穫と言ってよいでしょう。毎年冬の恒例行事かな、これは。