先月のねこじゃの会は何で行けなかったんだっけ???まあ毎月はちとキツいか。笑
資格試験を無事終了し、仕事の方も一区切りついたので、心置きなく採集に出かけました。
何が大変だったって、ここのところすごく忙しくて貝の整理が全然できてなくて、おまけに貝もケースも埃を被っててみっともなかったんですよね。あと、標本の管理に必要な情報を付箋に書いて貼ってたんですが、付箋は取れちゃうし、入れ替えとかもやりづらくて。もう、全部電子データにしちゃいました。
サイズ未測定のやつを処理し、打ち込んで・・・午後6時から開始して日付変わっちゃいました。でも、大変なのは最初の入力だけ。以降のメンテナンスは楽になりました。
さて、ここから仮眠とって朝一番乗りなんて無理だということは、これまでの経験が示していますね。どうせ運転中眠くなるのは一緒なので、PA/SAで仮眠しながら南房総を目指すことにしました。
誤算は、車内の寒さ。防寒グッズ揃えときますかね。真冬に今日と同じことしたら凍死しそうです。
午前7時には、平砂浦に到着。未だにゲットできてないクチグロキヌタ狙いです。
→しかし坊主/(^o^)\
すごすごと布良に向かいました。
さあメインディッシュです。白浜へGO。
その他、カミスジダカラ、アジロダカラ、サメダカラ、ナシジダカラ、老成したハナマルユキ。と、ここまでだけなら、まあまあだなーとか思って終わっていたでしょうね。
ところが。視界に何やらチラリと入ってきて、思わず2度見しました。
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大きい!!!光沢と模様はしょうがないとして、お腹の色の濃いこと。
素晴らしいの一言です。
ここまでで午前10時半くらい。一度メラーノで休憩。近場の浜は行き尽くしたので、漁港を漁ることにしました。まあ、ダメでもともと。今回は収穫無しです。カコボラをキープしたくらい。
その後、マスターからクチグロの上がるポイントを教えてもらい、再チャレンジ。今回は坊主でしたが、何度か通ううちにゲットできればと思います。
ついでに、ポイント近場に漁労屑満載の漁港を発見しました。これは、必ずチェックすべきですね。ますます朝早く来なければ。
漁労屑をチェックしている時に、同業のSさんに遭遇。1300種類以上も貝を持ってるそうです。すごいなぁ。マシンガントークに、僕はついてくのがやっとでした。笑
ねこじゃの会では、なかなかの収穫がありました。
・ツマムラサキとツマベニの見分け方
ツマベニは4本の模様の帯が入り、ツマムラサキではそのような特徴は無いそうです。
・ナシジとウミナシジの見分け方
ウミナシジの地色は紫色ではないため、擦れると白くなる(紫にならない)。また、殻口から透かして見ると、上記同様白く見える。
うーんなるほど。これで、特にウミナシジ探しが捗りますね。
他に、
・ヤクシマダカラの模様の残り具合は、擦れを0と仮定した場合に成長度合いを示している説
は興味深い考察でした。
今回については光沢が全く残っていないことから、少なくとも
擦れの効果 > 成熟度の効果 > 0
でしょうね。
勿論、たっぷりとヤクシマダカラの自慢もしました。貝、情報、チェックポイントと大収穫の1日でした。やっぱり冬はいいですねー。