2016.11.20 ねこじゃの会&採集

先月のねこじゃの会は何で行けなかったんだっけ???まあ毎月はちとキツいか。笑
資格試験を無事終了し、仕事の方も一区切りついたので、心置きなく採集に出かけました。

 

 

何が大変だったって、ここのところすごく忙しくて貝の整理が全然できてなくて、おまけに貝もケースも埃を被っててみっともなかったんですよね。あと、標本の管理に必要な情報を付箋に書いて貼ってたんですが、付箋は取れちゃうし、入れ替えとかもやりづらくて。もう、全部電子データにしちゃいました。
サイズ未測定のやつを処理し、打ち込んで・・・午後6時から開始して日付変わっちゃいました。でも、大変なのは最初の入力だけ。以降のメンテナンスは楽になりました。

さて、ここから仮眠とって朝一番乗りなんて無理だということは、これまでの経験が示していますね。どうせ運転中眠くなるのは一緒なので、PA/SAで仮眠しながら南房総を目指すことにしました。
誤算は、車内の寒さ。防寒グッズ揃えときますかね。真冬に今日と同じことしたら凍死しそうです。

午前7時には、平砂浦に到着。未だにゲットできてないクチグロキヌタ狙いです。







→しかし坊主/(^o^)\
すごすごと布良に向かいました。

クチグロキヌタの破片
オミナエシダカラのフリーク
こちらではクチグロキヌタの破片ぽいやつと、
オミナエシダカラのフリーク、ホシキヌタの
亜成貝を確保。

 

さあメインディッシュです。白浜へGO。

アヤメダカラ
アヤメダカラ
早速アヤメダカラ。合計3個見つけました。
うち1個は自己最大記録更新(21.2mm)。

 

ホシキヌタ

ホシキヌタ。模様がちゃんと残ってるのは無いなぁ。

 

メダカラ

大きなメダカラ。サイズは23.9mmです。ねこじゃの
会の記録には及びませんが、自己記録は更新。

 

チャイロキヌタ

チャイロキヌタも自己最大を更新。
更新ラッシュですね。

 

カバホシダカラ
カバホシダカラ
カバホシダカラは、2本線の模様が
残っていてまずまず。

その他、カミスジダカラ、アジロダカラ、サメダカラ、ナシジダカラ、老成したハナマルユキ。と、ここまでだけなら、まあまあだなーとか思って終わっていたでしょうね。
ところが。視界に何やらチラリと入ってきて、思わず2度見しました。









ヤクシマダカラ

こ、これは・・・!

 

ヤクシマダカラ

ヤクシマダカラじゃないですかー!!!

大きい!!!光沢と模様はしょうがないとして、お腹の色の濃いこと。
素晴らしいの一言です。

ヤクシマダカラ
ヤクシマダカラ
ヤクシマダカラ
サイズ67.8mmは、問答無用で手持ちの記録を
ぶっちぎっていきました。
というか、ケースに収まりません。笑


ここまでで午前10時半くらい。一度メラーノで休憩。近場の浜は行き尽くしたので、漁港を漁ることにしました。まあ、ダメでもともと。今回は収穫無しです。カコボラをキープしたくらい。

ハムとチーズのガレット@メラーノ

メラーノに戻り、ガレットをいただきます。
今日はハムとチーズのやつ。

 

その後、マスターからクチグロの上がるポイントを教えてもらい、再チャレンジ。今回は坊主でしたが、何度か通ううちにゲットできればと思います。
ついでに、ポイント近場に漁労屑満載の漁港を発見しました。これは、必ずチェックすべきですね。ますます朝早く来なければ。

漁労屑をチェックしている時に、同業のSさんに遭遇。1300種類以上も貝を持ってるそうです。すごいなぁ。マシンガントークに、僕はついてくのがやっとでした。笑

ねこじゃの会では、なかなかの収穫がありました。
・ツマムラサキとツマベニの見分け方
 ツマベニは4本の模様の帯が入り、ツマムラサキではそのような特徴は無いそうです。
・ナシジとウミナシジの見分け方
 ウミナシジの地色は紫色ではないため、擦れると白くなる(紫にならない)。また、殻口から透かして見ると、上記同様白く見える。
うーんなるほど。これで、特にウミナシジ探しが捗りますね。

他に、
・ヤクシマダカラの模様の残り具合は、擦れを0と仮定した場合に成長度合いを示している説
は興味深い考察でした。
今回については光沢が全く残っていないことから、少なくとも
擦れの効果 > 成熟度の効果 > 0
でしょうね。

勿論、たっぷりとヤクシマダカラの自慢もしました。貝、情報、チェックポイントと大収穫の1日でした。やっぱり冬はいいですねー。

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